新任スタッフ紹介 - 矢島 啓 博士
公開日 2016年11月21日
自己紹介, Introduction
矢島 啓 博士, 教授
Dr. Hiroshi YAJIMA, Professor
2016年10月1日付で汽水域研究センター・流動解析部門教授に着任いたしました矢島啓(やじまひろし)と申します.それまでの20年と半年は,鳥取大学土木工学科の教員として,学生教育と研究を行ってきました.今回は,同じ山陰地方での鳥取から島根へという東から西への移動で大きな環境の違いはありませんが,それでもここ松江の生活において毎日何かしら新しい発見があります.振り返ると島根県における研究として,平成18年に三瓶ダム,平成19年に中海,平成23年に宍道湖と,いろいろなご縁がありました.また,平成24年からは島根県宍道湖保全再生協議会委員を務めるなど,自然な流れの中でこちらに異動したように感じます.
現在は,宍道湖と雲南市にある尾原ダムを中心に研究を行っております.個人的には,汽水湖はもちろんのこと,ダム貯水池の水質問題にも非常に興味があります.私の所属が流動解析部門ということからも分かるようー内で横断的に連携しながら,ここならではの研究を行いたいと考えております.さらに,長期にわたり研究員を務めていた西オーストラリア大学をはじめ,ニュージーランド・ワイカト大学,南アフリカのビッツ大学等の南半球の研究者と積極的に交流しながら,汽水域研究センターの国際化も行っていきたいと考えております.
最後になりましたが,今後の汽水域研究センターの発展には,この文章を読んで下さった皆様のご協力なしにはあり得ません.ここには中海と宍道湖という素晴らしいフィールドもあります.私を含め本研究センターはいつでも皆様を歓迎いたします.どうぞよろしくお願いいたします.