中国科学院南京地理与湖泊研究所 (Nanjing Institute of Geography & Limnology, Chinese Academy of Science: NIGLAS)は、湖沼環境における中国を代表する研究機関で、同研究所には湖泊与環境国家重点実験室も設置されています。研究所は４つの研究室から構成されており、今回、湖泊沈積与環境演化研究室（Division of Lake Sediment and Environmental Evolution）と部局間協定を締結し、研究交流を促進することになりました。同研究室は、湖沼における生態系や湖沼堆積物の解析による過去の湖沼環境や気候変動を研究しており、日中共同研究による東アジアの環境変動の研究が期待されます。

 

中国科学院南京地理与湖泊研究所での署名式、羊向東 (YANG Xiangdong)研究室長(左）と齋藤文紀エスチュアリー研究センター長。