留学生の臨海実習や海外の大学実習受け入れの際などに利用できる海洋生物学に関する英語版の参考書“Japanese Marine Life - A Practical Training Guide in Marine Biology”がSpringerより出版されました
公開日 2020年05月15日
2020年5月に筑波大学下田臨海実験センターの稲葉一男先生とSchool of Biological and Marine Sciences, University of PlymouthのJason M. Hall-Spencer先生が編集された海洋生物学に関する英語版の参考書“Japanese Marine Life - A Practical Training Guide in Marine Biology”がSpringerより出版されました。本書は日本の多様な海産動植物相について概観した上で、Cell and Developmental BiologyやMarine Zoology、Marine Ecology等の分野で用いられる様々な調査手法などについて英語で具体的に紹介したものです。
英語で書かれた本書は日本の大学に留学している学生を対象とした臨海実習や海外研究機関からの実習受け入れの際などにテキストとして使用でき、また、同様の海産動植物相を有するアジア諸国の研究者に有益な情報を与えるものでもあります。ぜひご活用ください。
本書の執筆には様々な研究者が携わっており、当センターからはエスチュアリー研究センターの堀之内正博准教授と川井田俊助教が執筆者として参加しました。
<書籍>
Title: Japanese Marine Life - A Practical Training Guide in Marine Biology
https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-15-1326-8
https://doi.org/10.1007/978-981-15-1326-8
Editors:Kazuo Inaba, Jason M. Hall-Spencer
<センタースタッフ担当部分>
Title: Marine Ecology: Intertidal/Littoral Zone
Authors: Koetsu Kon, Motohiro Shimanaga, Masahiro Horinouchi
Title: Experimental Design in Marine Ecology
Authors: Koetsu Kon, Hideyuki Yamashiro, Masahiro Horinouchi, Shun Kawaida
出版年月:2020年5月
出版社:Springer