合同研究発表会表彰式のご報告(2022)

公開日 2022年02月09日

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 島根大学 研究・学術情報本部 エスチュアリー研究センターの第29回汽水域研究発表会と 汽水域研究会の第10回例会の合同研究発表会に於ける、優秀な学生発表に対して贈られる「エスチュアリー研究センター長賞」と「汽水域研究会会長賞」の表彰式が、2月1日に当センター長室にて行われました。
 まず入月俊明汽水域研究会会長から「本発表会は若手の研究を奨励する位置づけもあります。初めてのハイブリット開催参加で大変だったと思いますが、皆さんおめでとうございます。今後も続けて精進してください。」との言葉があり、表彰状の授与を行いました。
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【表彰内容】
エスチュアリー研究センター長賞
福山真菜さん 島根大学大学院 自然科学研究科
「宍道湖・中海におけるイサザアミ属2種(アミ目アミ科)の分布と繁殖戦略」
福山真菜・仲村康秀・川井田俊・山口啓子
得点:22.5点/25点 

エスチュアリー研究センター長賞
中村和磨さん 島根大学大学院 自然科学研究科
「斐伊川水系汽水域におけるヨシエビの漁獲量変動と気象条件」
中村和磨・石山侑樹・山口啓子・中村幹雄・松本洋典
得点:20.1点/25点

汽水域研究会会長賞 
佐々木聡史さん 島根大学大学院 総合理工学研究科
「東南極すりばち池付近の中部完新統産貝形虫化石群集と古環境」
佐々木聡史・ 入月俊明・瀬戸浩二・菅沼悠介
得点:21.6点/25点

汽水域研究会会長賞 
松田烈至さん 鳥取大学大学院 連合農学研究科
「汽水性二枚貝ヤマトシジミの成長段階並びに生息地の違いによるアンモニア耐性」
松田烈至・山口啓子・園田 武
得点:20.2点/25点

学生賞対象発表者の平均点は18.9点/25点
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<エスチュアリー研究センター長賞>
島根大学大学院 自然科学研究科・福山真菜さんの発表風景


表彰状を齋藤文紀エスチュアリー研究センター長から受け取る福山さん


<エスチュアリー研究センター長賞>
島根大学大学院 自然科学研究科・中村和磨さんの発表風景


表彰状を齋藤センター長から受け取る中村さん


<汽水域研究会会長賞>
島根大学大学院 総合理工学研究科・佐々木聡史さんの発表風景


入月俊明汽水域研究会会長より表彰状を受け取る佐々木さん


<汽水域研究会会長賞>
鳥取大学大学院 連合農学研究科・松田烈至さんの発表風景


入月会長より表彰状を受け取る松田さん


全員で(左から齋藤EsReCセンター長、福山さん、中村さん、松田さん、佐々木さん、入月汽水域研究会会長)

皆さんのコメント
「やることはまだまだあります。卒業はしますが、何かしら関わっていけたらと思います。」福山さん
「この賞を励みとして、加温養殖の実現に努めます。」中村さん
「この賞を励みにして、頂いたご意見を参考に論文投稿を頑張ります。」松田さん
「お世話になった皆さんありがとうございました。今後の場所でも研究を続け、いつか論文を発表したいと思います。」佐々木さん

 最後に齋藤センター長から「この賞も4年目に入り、研究内容が年々レベルアップしています。また多くの受賞者を指導された山口啓子先生の功績を称えます。今後どんな分野へ進んでも自信をもって活躍してください。」と、激励の言葉が向けられました。
 皆さんおめでとうございました。近年はコロナ禍での研究となり、例年以上の苦労や工夫が求められたのではないかと思います。その中で見事に受賞されたことに誇りをもって、今後もそれぞれの場で活躍されることを期待しています。

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