汽水域合同研究発表会表彰式のご報告(2023)

公開日 2023年02月17日

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 島根大学 研究・学術情報本部 エスチュアリー研究センターの第30回汽水域研究発表会と 汽水域研究会の第11回例会の汽水域合同研究発表会に於ける、優秀な学生発表に対して贈られる「汽水域研究会会長賞」「エスチュアリー研究センター長賞」の表彰式が、2月16日に当センター長室にて行われました。
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【表彰内容】
<汽水域研究会会長賞>
中村和磨さん 島根大学大学院 自然科学研究科
「ヨシエビの閉鎖循環式陸上養殖における水質管理基準の検討」
中村和磨・山口啓子
得点:21.3点/25点 

<汽水域研究会会長賞>
岡田琢己さん 島根大学大学院 自然科学研究科
「汽水域に生息するミナミメダカの成長およびIGF1の発現に対する塩分の影響」
岡田琢己・山口陽子・山口啓子
得点:18.5点/25点

<エスチュアリー研究センター長賞> 
田中陶子さん 島根大学 総合理工学部
「簸川平野から得られた完新世コアを用いた宍道低地帯中央部の古環境変遷史」
田中陶子・ 瀬戸浩二・香月興太・齋藤文紀・中西利典
得点:18.6点/25点

<エスチュアリー研究センター長賞> 
臼井大喜さん 島根大学大学院 自然科学研究科
「塩分がミナミメダカの仔魚の出現開始時期に及ぼす影響」
臼井大喜・田久和剛史・松田烈至・山口啓子
得点:18.5点/25点

学生賞対象発表者の平均点は17.2点/25点
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<汽水域研究会会長賞>島根大学大学院 自然科学研究科・中村和磨さんの発表風景


入月会長より表彰状を受け取った中村さん


<汽水域研究会会長賞>島根大学大学院 自然科学研究科・岡田琢己さんの発表風景


入月会長より表彰状を受け取った岡田さん


<エスチュアリー研究センター長賞>島根大学 総合理工学部・田中陶子さんの発表風景


齋藤センター長より表彰状を受け取った田中さん


<エスチュアリー研究センター長賞>島根大学大学院 自然科学研究科・臼井大喜さんの発表風景


齋藤センター長より表彰状を受け取った臼井さん


全員で(左から瀬戸准教授、齋藤EsReCセンター長、田中さん、臼井さん、中村さん、岡田さん、山口教授、入月汽水域研究会会長)


皆さんのコメント
中村さん「非常に嬉しいです。今後は生態の保全や水産業の推進に貢献したいと思います。」
岡田さん「長くメダカを研究してきて最後の年に受賞できたことが嬉しいです。社会に出てもこの探求心を忘れずに取り組みます。」
田中さん「瀬戸先生には調査を始め様々な体験をさせて頂き、受賞もでき大変光栄です。大学院でもこの経験を生かして精進してまいります。」
臼井さん「大変嬉しいです。山口先生や研究室の皆のお陰で受賞できたので感謝を忘れず、あと1年引き続き研究に励みます。」

 最後に齋藤センター長から「おめでとうございます。4月からもこの経験を活かし自信をもって取り組んでいって欲しい。」入月会長から「この素晴らしい成果を是非論文にして(ラグナに)投稿頂きたい。」と激励の言葉が向けられました。
 皆さんおめでとうございました。引き続きコロナ禍での研究となり様々な苦労もあったと想像しますが、この受賞に誇りをもって、今後もそれぞれの場で大いに活躍されることを期待しています。

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