汽水域合同研究発表会表彰式のご報告(2024)
公開日 2024年03月27日
島根大学 研究・学術情報本部 エスチュアリー研究センターの第31回汽水域研究発表会と 汽水域研究会の第12回例会の汽水域合同研究発表会(1/6の参加人数はオンサイト80名、オンライン40名。1/7の参加人数はオンサイト51名、オンライン43名。)に於ける、優秀な学生発表に対して贈られる「汽水域研究会会長賞」「エスチュアリー研究センター長賞」の表彰式が、3月21日に当センター長室にて行われました。
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【表彰内容】
<汽水域研究会会長賞>
臼井大喜さん 島根大学大学院 自然科学研究科
「松江近郊の止水性淡水及び汽水域に生息するミナミメダカの繁殖期」
臼井大喜・田久和剛史・松田烈至・岡本祐可子・山口啓子
得点:20.8点/25点
<汽水域研究会会長賞>
平尾彩樹人さん 広島大学大学院 先進理工系科学研究科
「Himawari-8データを使った西ノ島の噴火活動の初期評価」
平尾彩樹人・作野裕司
得点:20.4点/25点
<エスチュアリー研究センター長賞>
山根広途さん 島根大学大学院 自然科学研究科
「中海に生息する二枚貝によるマイクロプラスチックの取り込みと排出」
山根広途・ 倉田健悟
得点:21.1点/25点
<エスチュアリー研究センター長賞>
三木芽衣さん 島根大学 生物資源科学部
「中海の弁慶島における海藻群落と生物群集の関係」
三木芽衣・岩井智明・外谷昭洋・倉田健悟
得点:20.6点/25点
*学生賞対象発表者の平均点は19.6点/25点
<発表賞>
(ジュニアドクター育成塾)
益川誠一さん 津市立上野小学校
「ハクセンシオマネキの視力検査」
(高校生研究)
青山千聖さん・西杏里さん・平木真菜さん 松江市立皆美が丘女子高等学校
「宍道湖・中海 汽水湖MAPⅢ
~宍道湖・中海間の立体的な流動と生息する生物への影響~」
「大橋川のホトトギスガイとヤマトシジミの分布状況についての考察」
久保拓慎さん・野﨑正明さん・佐々木大晴さん 島根県立安来高等学校自然科学部
「中海(なかうみ)・生草(まなくさ)・空き缶電池」
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<汽水域研究会会長賞>島根大学大学院 自然科学研究科・臼井大喜さん
右は指導教員の山口啓子教授・汽水域研究会会長
<汽水域研究会会長賞>広島大学大学院 先進理工系科学研究科・平尾彩樹人さん
左は指導教員の作野裕司准教授
<エスチュアリー研究センター長賞>島根大学大学院 自然科学研究科・山根広途さん
齋藤文紀エスチュアリー研究センター長から賞状を授与される様子
<エスチュアリー研究センター長賞>島根大学 生物資源科学部・三木芽衣さん
齋藤文紀エスチュアリー研究センター長から賞状を授与される様子
左は二人の指導教員の倉田健悟准教授
<発表賞>(ジュニアドクター育成塾)益川誠一さん
発表の風景
<発表賞>(高校生研究)松江市立皆美が丘女子高等学校
発表の風景
<発表賞>(高校生研究)島根県立安来高等学校自然科学部
発表の風景
皆さんのコメント
臼井さん「お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れずに、今後もこの経験や知識を生かして取り組んでいきたいと思います。」
平尾さん「作野先生、研究室の仲間たちにこの場を借りて心より感謝申し上げます。研究活動で得たスキルと、この学生賞をいただけたという自信をもって、社会人として精進してまいります。」
山根さん「倉田先生や研究室の皆への感謝を忘れず、社会でも邁進してまいります。」
三木さん「大変光栄です。倉田先生や研究室のみなさんの協力あってこそ頂けた賞です。今後も汽水域についての研究を更に深めたいです。」
益川さんのコメントはこちら
松江市立皆美が丘女子高等学校のみなさん「大学の先生や学生の皆さんの前での発表だったので、とても緊張しましたが、よい経験ができました。今後は大橋川の横断面のこまかな流動の状況やホトトギスガイなどの生活史などをさらに詳しく研究できたらと考えています。」
島根県立安来高等学校自然科学部のみなさん「当日は、発表を終えたにもかかわらずお昼御飯が食べれないほど緊張しました。これからも研究を続け、論文にも挑戦したいと思います。」
皆さんおめでとうございました。調査や実験など、うまくいかないことも多くあったでしょうが、粘り強い探求心を保ち続けた結果、研究成果が得られ、この受賞へと結び付いたのではないでしょうか。この経験をステップとし、今後もそれぞれの場で大いに活躍されることを期待しています。