第160回汽水域懇談会 -安原 盛明 博士-【01/20開催】

公開日 2023年01月10日

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 第160回の懇談会は安原 盛明 博士(香港大学生物科学学院 准教授)の話題提供でハイブリット形式により行います。皆様のご参加をお待ちしております。
 160回汽水域懇談会(日程のポスター)


第160回汽水域懇談会

題目 : 新⽣代における熱帯海洋⽣物多様性ホットスポット
話題提供者 : 安原 盛明 博士(香港大学生物科学学院 准教授)
日時:2023年 1月20日(金)17:00–18:00
場所: ハイブリッド開催(センター2階セミナー室(201号室)とZoom を併用)
   16:30からZoomを開設
事前登録をして頂いた方にZoomのURLをお送りいたします。
参加希望の方は、1月18日(水)正午までにアンケートシステム へご登録ください。

【講演概要】
 熱帯域における海洋生物多様性ホットスポット(生物多様性が非常に高い地域)は現在はIndo-Australian Archipelago(IAA)またはcoral triangleと呼ばれる東南アジアを中心とする熱帯西太平洋沿岸域に存在するが、海洋生物多様性ホットスポットの位置は新生代を通じて大きく変化してきた。具体的に言えば、かつては西テチス海に存在したホットスポットが、東向きにはアラビア半島を通じ、最終的にはIAAに移動し、西向きにはカリブ海に移動した。しかしカリブ海ホットスポットはその後の絶滅イベントにより多様性を大きく低下させた。本セミナーでは、このような新生代における海洋生物多様性ホットスポットの変遷を概観し、その変動メカニズム、将来の研究展望などを議論する。

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