島根大学 エスチュアリー研究センター公開講演会(第3回)のお知らせ(10/14開催)

公開日 2023年08月23日

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 エスチュアリー研究センターでは「半閉鎖的な内湾域における生態系の構造と漁業および環境問題~宍道湖・中海の持続的な利活用と保全を目指して~」と題した「島根大学 エスチュアリー研究センター公開講演会(第3回)」を10月14日に開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。


日 時:2023年10月14日(土)13:00~16:30
会 場:松江テルサ大会議室(先着100名)とZoomのハイブリッド開催
参加費:無料
参加方法:オンサイト:直接会場にお越しください
     オンライン:こちらから (当日12:45からZoomを開設します)
          :ミーティング ID(823 9512 7705)
          :パスコード(7y1mEN)
講演会ポスター

開催趣旨:
 様々な生物が生息する半閉鎖的な内湾域は複雑な生態系を擁し、またその高い生物生産力ゆえに古来より漁業の場として盛んに利用されてきました。しかし、陸域に囲まれているため、工場排水・生活排水などの過度の流入や、沿岸開発に伴う魚介類の成育場の劣化・消滅、外来魚の移入、といった人為的攪乱の影響を強く受けやすい環境にあります。地域全体の高い生物多様性を維持し、また漁業資源などの恵みを今後も人間が享受していくためには、半閉鎖性内湾域における生態系や生物群集の構造などを把握することが重要です。  
 本講演会では日本各地の半閉鎖性内湾域をフィールドの一つとしている研究者の方々に、それらの場所で行われている漁業や、生態系や生物群集の構造、環境問題、生態系保全/環境修復の取り組みなどについてわかりやすく紹介していただきます。

プログラム:
13:00-13:10 
  開会の挨拶:
   齋藤 文紀(島根大学 エスチュアリー研究センター長)
       島根大学理事挨拶:
   大谷 浩(SDGs、研究推進、産学連携、グローバル化推進、地域連携担当)
    趣旨説明:
   堀之内 正博(島根大学 エスチュアリー研究センター 准教授)
13:10-13:50 講演1:
   変動する汽水環境下における生物群集の応答―宍道湖と大橋川の底生生物を例に
   倉田 健悟(島根大学 生物資源科学部 准教授)講演資料
13:50-14:30 講演2:
   半閉鎖的な内湾域に広がるアマモ場:アマモの生活史の違いが魚類に与える影響と漁業者によるアマモ場再生事業の効果 講演資料
   佐藤 允昭(国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所 主任研究員)
14:30-14:40 休憩:
14:40-15:20 講演3:
   霞ヶ浦での魚類相の変遷:とくに近年の外来種問題に注目して 講演資料
   加納 光樹(茨城大学 地球・地域環境共創機構 水圏環境フィールドステーション 教授)
15:20-16:00 講演4:
   有明海の漁業の現状と多様な魚類からなる豊かな生態系を紐解く
   山口 敦子(長崎大学 水産・環境科学総合研究科 教授)講演資料
16:00-16:10 休憩:
16:10-16:25 質疑応答・まとめの提言:
16:25-16:30 
       閉会の挨拶:
   矢島 啓(島根大学 エスチュアリー研究センター 副センター長)

 

 

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